さわや書店 おすすめ本

  • no.322
    2019/4/12UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    外道クライマー 宮城公博/集英社文庫

    最大級の賛辞と羨望と畏怖と敬意を込めて言う。なんて気持ちのいい山バカなんだろう。そのバカっぷりが振り切れている。これは外道ではなく正道原理主義だ。
    本書を読むと山をやっていたなんて軽々に言えるものではないが、少しでも経験のある者なら、なんとなく本書の言わんとするところはわかると思う。
    それにしても、著者と一緒にジャングルを彷徨う高柳という人物。これだけけちょんけちょんに書くことができるのは、逆に余程の信頼関係がなければなかなかできるものではないと思う。高柳氏側の反論も聞いてみたい。
    沢登りを専門にやる人のことを沢ヤという。うちの店名も沢ヤ書店の方がシブいな。