郷土のおはなし・おすすめスポット

郷土のおはなし・
おすすめスポット

岩手・盛岡周辺の郷土のお話と店舗周辺のおすすめスポットをご紹介します。
場所の空気感というのは写真や文字ではなかなか伝わらない部分が多いので、
ぜひ実際に足を運んでいただきたいと思います。

  • ー郷土のおはなしー

    no.51
    2022/2/21UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    「いわてものろーぐ」ポストカード

    岩手のポストカードシリーズ「いわてものろーぐ」(撮影/曲谷地 毅)

    新作「また来ます!」-岩手山と北帰行 入荷しました。

    もう一枚は「冬ざくら」。

    春待つ岩手のポストカード2種類です。

    その他、岩手の四季折々のポストカード、あります。

  • ー郷土のおはなしー

    no.50
    2021/12/18UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    のへの

    さわや書店本店・フェザン店・野辺地店・ラビナ店で
    「のへの」取り扱い開始しました。
    こちらの本は青森県と岩手県にまたがる一戸から九戸までの
    「戸」(のへ)の地域にスポットを当て、
    文化や歴史、ものづくりなどを紹介しています。
    南部藩の地域でもあり、盛岡との関わりも深い。
    それにしても、
    フィーチャーする場所がシブいっ!シブすぎる!
    いいところをつきますよね~。
    売れる売れないはこの際別として、
    制作者の心意気に、あっぱれをあげてください!
    初回の「のへの ISSUE2」は
    フリーペーパーだった1とセットになっています。

  • ー郷土のおはなしー

    no.49
    2020/11/28UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    語り部が語る 盛岡弁ってこんな語り口

    中谷眞也
    杜陵印刷

    第Ⅲ編「盛岡弁で語れば、こうなる」より

    1 雨にも負けず 宮沢賢治

    雨ぬも まげねぇ
    風さも まげねぇ
    雪ぬも 夏の暑さぬも まげねぇ よな
    まめすぅ かばね もって
    欲たがるすねぇ
    ごせやがねぇ
    いっつも すずがーぬ 笑ってる

    一日ぬ 玄米四合ど
    味噌ど わんつかの野菜っこ 食って
    どんたなごども
    われの欲得でぁ 考えねぇ
    ものごだぁ よぐ見 よぐ聞いで わがり
    そすて 忘れねぇ ようぬす

    野原の松林の 蔭っこの
    つっちぇな 萱葺ぎの 小屋っこぬ いで
    東さ あんべぇわるぅ わらすっこ いれば
    行って 看病すてやり
    西さ つかれだお母さん いれば
    行って その 稲束 背負って すける
    南さ 死ぬそうな人 おでれば 行って
    そんたぬ おんかな がらねくて いいんだよって そってあげ
    北で けんか だどが 訴訟すてれば
    つまらねぇがら おやめんしぇって そってあげる

    ひでりのどぎぁ 涙っこ 流し
    寒さの夏は おろおろど 歩ぎ
    皆んぬぁ あっぺぇだって そわれ
    ほめられもすねぇ
    苦ぬもされねぇ

    おらぁ そすた ものぬ なるてぇ もんだなぁー

  • ーおすすめスポットー

    no.48
    2020/4/18UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    材木町の宮沢賢治像

    賢治先生も新型コロナウイルス対策のご様子です。
    今年は残念ながら材木町の風物詩「よ市」も当面延期するそうです。先生、こんな時はどうすればいいのでしょうか。
    ――ええ、…はい。
    こんな時こそ本を読むことだと言っておられるようです。

  • ーおすすめスポットー

    no.47
    2020/4/18UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    盛岡城跡公園

    盛岡城は残されておりません。明治の廃藩置県の後取り壊され、現在は盛岡城跡公園(岩手公園)として整備されています。石垣だけが当時のおもかげを残します。
    城がある所はいいなと思う一方、そこに無いものを見るのもまた別の趣です。
    緊急事態宣言発令の中、いつものように桜が咲き始めました。

  • ー郷土のおはなしー

    no.46
    2020/4/2UP

    フェザン店・竹内おすすめ!

    雲を紡ぐ

    雲を紡ぐ
    伊吹有喜
    文藝春秋

    家出をした高二の美緒は盛岡で毛織物の工房を営む祖父の家に駆けこむ。そこで出会ったホームスパンが家族の絆を紡いでいく。手づくりの技の醍醐味を堪能しながら、娘と母・父・祖父のほつれた糸を紡ぎなおすドラマに嗚咽を耐えられない。盛岡の名所がこれでもかというくらいに登場するのも嬉しい。

  • ー郷土のおはなしー

    no.45
    2019/10/5UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    月刊たくさんのふしぎ2019年11月号

    馬と生きる
    文:澄川嘉彦 絵:五十嵐大介
    福音館書店

    岩手県遠野市で馬と生きる人を紹介しています。山から切り出した木材を、馬を使って運び出す「地駄引き(じだびき)」。間伐を行い丁寧に扱った森を傷めずに山から木材を運び出す方法として、見直され始めているそうです。山への感謝や馬への愛情と共に、仕事としての厳しさもわかりやすく伝えるいい本です。
    そういえば無形民俗文化財「チャグチャグ馬コ」も、南部曲り家で家族同様に育ててきた農耕馬への愛情や大切にする気持ちから始まったと聞きます。こういった仕事で生活をする人は、残念ながら最終的にはいなくなってしまうのかもしれません。しかし本書を何気なく読む小学生の、心のどこかに残り続け、いつの日かふと思い出すような事があるとすれば、それだけでも十分意義はあると思います。

  • ーおすすめスポットー

    no.44
    2019/9/12UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    山車の季節です

    澄み切った高い空に気持ちのいい風と一抹の寂しさが混ざりあう、秋です。盛岡の街なかを山車が通ると、そういえば秋だよねとまた納得します。山車は毎年必ず9月14日から16日の3日間開催され、14日昼は八幡下り、15日夜は大通でパレードです。春には春の、夏には夏の、冬には冬の祭りがありますが、中でも秋祭りというのはなんというか、どことなく、いいと思います。写真は今日のさわや書店本店屋上から見た夕暮れです。

  • ーおすすめスポットー

    no.43
    2019/4/22UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    桜、この時期の岩手山

    今日の盛岡は快晴でした。石割桜をはじめ、市内の桜はほぼ満開です。ゴールデンウイーク前半ぐらいまでは見頃だと思います。この時期、岩手山の雪融けのバランスが山の輪郭をくっきりとさせて美しいです。さわや書店のブックカバーのような、陰影の深い岩手山を感じることができるかもしれません。

  • ー郷土のおはなしー

    no.42
    2018/4/17UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    盛岡食いしん爺のもりおかじまん

    材木町・河南地区・八幡町の手書きイラストマップが手作り感満載でいい味出してます。これからの季節、花見がてら本書を片手に、ぶらぶら散歩しながら食べ歩くのもいいんじゃないでしょうか。盛岡のあたりまえの美味しさや美しさを思い出させてくれる本書。催事カレンダーもすべて網羅されており、地元の方にも観光やビジネスの方にもいい一冊だと思います。
    それにしても、表紙を飾る盛岡芸妓のとも千代さん。うしろ姿が絵になります。この方、美しいのはうしろ姿だけではありません。