郷土のおはなし・おすすめスポット

郷土のおはなし・
おすすめスポット

岩手・盛岡周辺の郷土のお話と店舗周辺のおすすめスポットをご紹介します。
場所の空気感というのは写真や文字ではなかなか伝わらない部分が多いので、
ぜひ実際に足を運んでいただきたいと思います。

  • ーおすすめスポットー

    no.35
    2016/9/20UP

    本店・総務部Aおすすめ!

    山車パレードの大通商店街

    毎年9月14日から16日まで盛岡の秋まつりとして市内を練り歩く山車(だし)。その中でも一番の見どころは15日午後6時より、全ての山車がライトアップされ大通商店街に集結するパレードです。盛岡の大きなイベントは6月のチャグチャグ馬コと8月のさんさ踊り、そして9月の山車の三つです。最も規模が大きいのはさんさ踊りですが、盛岡らしさをゆっくり見るならチャグチャグ馬コと山車だと思います。この二つはあまり混まずに見ることができ、市内を歩くにも清々しくて丁度いい季節です。そして初夏は鮎や山菜、初秋はサンマやきのこなど食べものも美味しくなるいい時期ですよね!

  • ー郷土のおはなしー

    no.34
    2016/9/13UP

    本店・栗澤おすすめ!

    よくわかる盛岡の歴史

    加藤章・高橋知己・藤井茂・八木光則著 東京書籍 地元に関する書籍は、お客様のお問い合わせの多いジャンル。 特に、盛岡の歴史を解りやすく扱った書籍は意外と少なく、返答に苦慮していました。 そうした中で遂に刊行されたのが本書。 「中学生ぐらいから大人まで理解できる」をコンセプトに、旧石器時代から先の東日本大震災までの壮大な歴史を、読み易くまとめてあるのが特長です。 政治的側面のみでなく、社会の様子にも重点を置いており、地元が歴史を通してより身近に感じられる構成になっています。 タイトルが示す通り、盛岡を舞台にした本書ですが、必然的に盛岡藩全体を中心に扱うことになりますので、盛岡市民以外の方も楽しめる内容になっています。 本書の続編、もしくは改訂版が出るとしたら、50年後や100年後になるかもしれません。 そのころの盛岡は、今より暮らしやすい社会になっているのでしょうか。 100ページ強のコンパクトな本書ですが、過去と現在、そして未来への思いが込められたとても重みのある一冊です。

  • ー郷土のおはなしー

    no.33
    2016/9/6UP

    フェザン店・松本おすすめ!

    日本の街角酒場で
    呑み語らう

    小西康隆
    東邦出版

    なんと!
    日本全国の数ある「街角酒場」を巡るこの本は盛岡から始まる。 5月の下旬、盛岡は梅雨前の一番良い時期である。

    当書店の上盛岡店に程近い「ベアレン醸造所」から、この酔道中は始まります。 「白龍本店」でじゃじゃ麺を食べながら「鷲の尾」と「菊の司」。 駅前の「やき鳥 いこい」で「あさ開」。 「おばちゃん」で焼酎を呑み、「茶の間」でホヤ刺し。 この著者、ただ者ではない! 地場の隠れ家をことごとく踏破しているではないか!!

    函館、金沢、京都、下関、博多・・・・・・全国32都市の酒場巡りの決定版。 この信頼できる本を片手に、全国行脚するのも一興です。

  • ー郷土のおはなしー

    no.32
    2016/8/17UP

    総務部・佐々木 おすすめ!

    いわての一里塚

    星川龍司

    知らない人のために説明しよう!一里塚とは、一里(約4km)ごとに土を盛り、そこに松や榎などの樹木を植え、里程の目印とした、いわば旅行者のための標識なのだ!
    岩手県は現存する一里塚の多い県…その県内の塚を求め旧街道という旧街道を探しまわったこれぞ一里塚&街道マニア本!地図と写真で確認しやすく実用的なつくりになっています。
    県内の街道と一里塚を網羅したのは恐らくこの本のみという希少な本です。全てを調査するのに15年もかけたというのですから、歴史または郷土に少しでも興味のある方には是非手にとって貰いたい一冊です。
    一里塚は土地によって樹木にも違いがありました。松や榎が多い中、全国を見ると漆や柊などもあるといいます。岩手は北上を境に南部と伊達の文化のある県。この機会に樹木の違いも見つけてみては?
    (※数量限定・本店のみでの取扱いです。)

  • ー郷土のおはなしー

    no.31
    2016/8/10UP

    フェザン店・田口おすすめ!

    戦没農民兵士の手紙

    岩手県農村文化懇談会
    岩波新書

    今年も終戦の日が近づいてきた。昨今の東アジアの情勢、平和安全法制の国会審議など、「戦争」というものが過去の出来事ではなく、平和で穏やかな私たちの暮らしの今と未来にも関わりがあることに気づかされた。戦争には勝者はいない。誰も幸せにすることがないのだから。 そんな時、思い出した一冊が本書だった。岩手県内から戦地へ送り出された農民兵士たちが、戦地から故郷の家族や友人に送った手紙が一冊にまとめられている。ここに収められているものは、田畑から戦場に駆り立てられ、尊い命を失った農民兵士たちの心の叫びだ。戦地で故郷の家族や田畑を気遣いながら綴れられた手紙は、戦争の凄惨さを浮き彫りにする。『戦没農民兵士の手紙』が復刊されたことは、郷土史として後世に残すことが出来るという意味で価値があることだが、再び脚光を浴びるに至った時代の到来に何か不吉な予感と不安を感じてしまう。 歴史は繰り返すというが、再びこのような悲しい手紙のやり取りが編纂されることがないことを願いたい。

  • ー郷土のおはなしー

    no.30
    2016/8/10UP

    フェザン店・田口おすすめ!

    荒ぶる魂 空気投・三船久蔵十段

    嶋津義忠著
    PHP文芸文庫

    身長159センチ、体重56キロ。それでも、己より大きな体の男たちを投げ飛ばし百戦百勝。幻の技「空気投」を編み出したことで知られる岩手県久慈市出身の柔道家・三船久蔵。本書は、「柔道の神様」とよばれた男三船久蔵の、波乱に満ちた生涯を描いた長編小説だ。柔道は、日本の風土の中で日本人が生み出したものである。礼の精神、耐え忍ぶ強さ、相手を思いやる心。自分だけではなく他人と共に栄える世とするために生まれた理念「自他共栄」。相手を敬い、感謝し合うことで生まれる信頼。そこから助け合いの心が育まれてゆく。それが柔らの道なのだ。 美しく強く。倒すことより、倒されないことに重きを置いた柔道家の破天荒な人生は、理論よりも、まず実践から学ぶことの大切さを教えてくれた。オリンピックで日本代表選手の活躍を祈りながら本書を読み返したい。

  • ー郷土のおはなしー

    no.29
    2016/7/27UP

    総務部・佐々木おすすめ!

    探訪ブック 盛岡城

    川口印刷工業
    盛岡の城って石垣しかなくてなんだか地味・・・・・・。でもその石垣、ちゃんと見たことありますか?
    盛岡城が会津若松城、白河城と並んで『東北3大名城』と呼ばれているのはご存知でしょうか。それでも他の2城と比べて見劣りすると思った方へマメ知識!
    なんと会津も白河も、織豊系大名の城なのです。会津若松城は蒲生氏郷が、白河城は丹羽長重が近代城郭へと改築しました。信長や秀吉の元で城普請が多かった家臣達は経験から築城の技術力がありました。そう、つまり天下普請を数度経験しただけの生粋の東北大名で、総石垣を組んだのは、南部盛岡藩だけなのです。
    歴史を知らなくても大丈夫。好きなところだけつまみ読みしても十分楽しい。この本の強みはなんと言っても豊富な写真と読みやすいミニ解説、そして各ページに話題の場所の地図が載っていること。『探訪』ブックに相応しく、読んで歩いて目で見てまた読む。そうしてもう一度石垣を見たとき、きっと胸を張って語れます。
    「これが盛岡城です」と。

  • ー郷土のおはなしー

    no.28
    2016/7/27UP

    フェザン店・田口おすすめ!

    吾が住み処ここより外になし

    岩見ヒサ
    萌文社
    岩手県田野畑村の元開拓保健婦だった著者が、自らの歩みをまとめた半生記だ。当時日本のチベットといわれた無医村における、医療や開拓地の実態と保健活動や定年後の婦人活動が綴られている。それだけでも興味深い作品なのだが、本書には現代日本が抱える重要な課題における記述がある。それは、118Pからの「反原発奮戦記」という章にまとめられている。岩手県に原発がない理由が本書を読むと分かります。岩手県民必読の一冊だと思う。「反原発奮戦記」締めの四行を読み、あなたはどんな感想を抱くでしょうか。

  • ー郷土のおはなしー

    no.27
    2016/7/27UP

    フェザン店・田口おすすめ!

    綺良のさくら

    今井絵美子 角川春樹事務所 幕藩体制が整い始めた家光の時代、重臣の娘として生まれた苦難に出逢っても、志を曲げずに己の想いを貫いた綺良の物語。盛岡藩の草創期を舞台とした、人間の愛と夢を描き切った、著者渾身の傑作時代長篇。綺良の目を通じ当時の盛岡に生きる人々の姿と盛岡の町並みを克明に描いた物語だった。そこには、現在の盛岡の確かな礎があった。 南部鉄器の生い立ちに興味がある方、必見です!

  • ー郷土のおはなしー

    no.26
    2016/7/13UP

    石川啄木

    ドナルドキーン
    新潮社刊