さわや書店 おすすめ本
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no.522016/8/23UP
フェザン店・長江おすすめ!
僕たちはいつまで
こんな働き方を
続けるのか? 木暮太一/星海社新書マルクスの「資本論」と言われると、難しそう、つまらなそう、と感じる人が多いだろう。僕もそうだ。しかし著者は、この「資本論」の中の考え方こそが、サラリーマンとして生きていく上で最も重要なのだ、と語る。本書は、「資本論」をベースに、「給料はどのように決まるのか?」「会社の利益はどのように生み出されるのか?」などを明らかにし、それらを元に、「我々はどんな働き方を目指すべきか」という提案をしてくれる作品だ。「資本論」をベースにしているとはいえ、難しい話はまったくない。既に社会に出ている人にももちろん読んでもらいたいが、中学生・高校生・大学生など、まさにこれから社会に出て行く人が、自分の将来の生き方を考える上で知ってもらいたい一冊だ。