さわや書店 おすすめ本
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no.412016/8/2UP
フェザン店・松本おすすめ!
消えた都道府県名の謎 八幡和郎/イースト新書
戊辰戦争において仙台藩と盛岡藩は「奥羽列藩同盟」の主力でした。
戊辰戦争後、幕府側についた藩の領地は官軍に一旦占領され、新政府側についた藩に預けられます。明治元年12月に盛岡藩は20万石から13万石に厳封され、白石藩へ移されることになりました。しかし、盛岡藩ではなんとか盛岡に戻りたいと激しい運動を展開し、明治2年7月に7万円という法外な上納金と引き替えに戻ってきます。
明治時代の1円は現在の2万円くらいの価値とのこと。
7万円×2万円=14億円!なんという盛岡愛。いまの岩手県があるのも、その時ご先祖さまが支払いを決めてくれたおかげです。
意外と知らない「ふるさとの成り立ち」47の物語。